2021年にサラ・ヴォーン国際ジャズ・ヴォーカル・コンクールで優勝を果たし、ジョシュア・レッドマンの2023年作『ホエア・アー・ウィー』にも抜擢、さらには2024年に名門ブルーノートと契約。昨年の初来日公演も大好評を博すなど一躍ジャズ界で大きな話題を集めている超新星、ガブリエル・カヴァッサ。そんな彼女の待望となるメジャー・デビュー作『ディアヴォラ』が5月1日にブルーノートからリリースされることが決定した。先行シングル第1弾として、「プリズナー・オブ・ラヴ」の配信がスタートしている。
ガブリエル・カヴァッサ ディアヴォラ
Available to purchase from our US store.本作はドン・ウォズとジョシュア・レッドマンによるプロデュースのもと制作。ジェフ・パーカー(g)、ラリー・グレナディア(b)、ブライアン・ブレイド(ds)という最高峰のメンバーに加え、ジョシュア・レッドマン(ts)とポール・コーニッシュ(p)もゲストに迎えた、これ以上ない編成でのレコーディングとなっている。楽曲はジャズ・スタンダード「プリズナー・オブ・ラヴ」やイヴァ・ザニッキのヒット曲「別れの夜」、伝説のカンタウトーレであるルイジ・テンコの「アンジェロ」など、彼女が愛する曲をジャンル問わずセレクトし、自身のペンによるトラックも2曲収録(「ボシー・ノヴァ」、「ディアヴォラ」)。特にバート・バカラックの「雨にぬれても」のスローな解釈はこれまでに無いもので、楽曲に新たな命を吹き込んでいる必聴の仕上がりだ。
美しいバラードからダークなラテンまで幅広く収録された本作を通して聴いてみれば、さながら一人の人間に潜む天使と悪魔の共存を表現しているかのようで、それは彼女の芸術性と人間性の核にあるテーマでもあるという。制作にあたってその二面性を見事に描き出したカヴァッサは、本作について「このアルバムの曲はどれも心から愛しているし、その尊さをベストな形で表現しようと思ったの」と語っている。
ナチュラルな歌声の中にも圧倒的な表現力を持つガブリエル・カヴァッサ。「現代の感覚は自分にとって大切なものだけど、もともと私は伝統的な文化の中から出てきたし、そういった曲を歌うことが大好き」と本人が語る通り、オーセンティックなジャズの特徴を持ちつつもコンテンポラリーなサウンドにもフィットするスタイルは、近年のヴォーカリストの中でも類を見ないものだ。そして時に耳元で囁き、時に情熱的に歌い上げる彼女の歌声からは、一度はジャズを諦めようとしたという彼女が経験してきた様々な人生のドラマが垣間見える。ドン・ウォズとジョシュア・レッドマンというレジェンドたちがその声を一聴して惚れ込んだという才能が満を持して発表するメジャー・デビュー作に、ぜひ注目したい。
■ガブリエル・カヴァッサ プロフィール

1994年カリフォルニア州生まれ。幼い頃から音楽に親しみ、独学でジャズ・ヴォーカルを学ぶ。サンフランシスコ州立大学で音楽学士号を取得。その後ニューオーリンズに拠点を移して活動し、2020年に初のアルバム『Gabrielle Cavassa』を自主制作でリリース。2021年にはサラ・ヴォーン国際ジャズ・ヴォーカル・コンクールで優勝。その才能をいち早く見抜いたジョシュア・レッドマンが自身のアルバム『ホエア・アー・ウィー』(2023)でヴォーカリストとして抜擢し、大きな話題を呼んだ。2024年に名門ブルーノートと契約。2026年に待望のメジャー・デビュー作『ディアヴォラ』をリリースする。ナチュラルな歌声の中にも圧倒的な表現力を持つスタイルは近年のヴォーカリストの中でも類を見ないもので、ジャズ界の新星として一躍注目を集めている。
“ガブリエルの歌声を聴くことは、まるで彼女が耳元で秘密を囁いてくれているような体験だ。彼女の物語に込められた誠実さは息をのむほどで、今後の音楽シーンにとって重要な存在になるだろう” – ドン・ウォズ
“深みと豊かさを持ちながらも、儚い歌声を持つ若きシンガー…間違いなく将来有望なスターだ” – ダウンビート
■リリース情報
ガブリエル・カヴァッサ AL『ディアヴォラ』
2026年5月1日リリース UCCQ-1229 SHM-CD ¥3,300 (tax in)
ガブリエル・カヴァッサ ディアヴォラ
Available to purchase from our US store.収録曲:
01. ヘヴン・サイズ
Heaven Sighs (Jeff Parker)
02. 雨にぬれても
Raindrops Keep Falling On My Head (Burt Bacharach, Hal David)
03. プリズナー・オブ・ラヴ
Prisoner Of Love (Clarence Gaskill, Russ Columbo, Leo Robin)
04. ボシー・ノヴァ
Bossy Nova (Gabrielle Cavassa)
05. トゥ・セイ・グッバイ
To Say Goodbye (Lani Hall, Edu Lobo, Torquato Pereirade, Araujo Neto)
06. アンジェロ
Angelo (Luigi Tenco)
07. ビー・マイ・ラヴ
By My Love (Nikolaus Brodszky, Sammy Cahn)
08. ディアヴォラ
Diavola (Gabrielle Cavassa, Alexander Warshawsky)
09. クッド・イット・ビー・マジック
Could It Be Magic (Barry Manilow, Adrienne Anderson)
10. 別れの夜
La notte dell’addio (Alberto Testa, Arrigo Amadesi, Memo Remigi, Giuseppe Diverio)
パーソネル:ガブリエル・カヴァッサ(vo, ag on #4)、ジェフ・パーカー(eg)、ラリー・グレナディア(b)、ブライアン・ブレイド(ds)、ジョシュア・レッドマン(ts on #2, 9)、ポール・コーニッシュ(p on #8, 9, 10)
プロデュース:ドン・ウォズ、ジョシュア・レッドマン
★ドリームランド・レコーディング・スタジオにて録音
Photo © Roeg Cohen
