『Everything Jazz〜ベスト・セレクション』は、そのシリーズの中からさらに誰もが耳にしたことのあるジャズの名曲、有名スタンダードの名演など全52曲を厳選、収録。昨年他界した名プロデューサー、クインシー・ジョーンズの代表曲「ソウル・ボサ・ノヴァ」、いつの時代も平和を願うルイ・アームストロングの「この素晴らしき世界」、ボサ・ノヴァを世界中に広めた「イパネマの娘」、優しくロマンチックなメロディが人気のビル・エヴァンス「ワルツ・フォー・デビイ」から、9月に来日公演も予定されている、現ジャズ界を代表するグラミー受賞アーティスト、ロバート・グラスパーやノラ・ジョーンズの代表曲なども網羅したこれぞジャズ決定盤といった内容だ。

「Everything Jazz」シリーズ同様、ヴァ―ヴ編、ユニバーサル編、コンコード編、ブルーノート編でそれぞれ1枚ずつの合計4枚組で、高音質UHQCDで初となるジャズのコンピレーション・ベスト盤となり、シリーズの下記のキャッチコピーの通り、よりいい音でジャズを体感できる。

ジャズに興味のあるものの、まだCDを持っていない方々には入門編としてお薦めしたい。

　　　　

■『Everything Jazz〜ベスト・セレクション』
9月24日リリース
UCCU-45140/3
￥5,500（TAX IN）

【収録曲】

DISC 1: Verve編
01.酒とバラの日々／オスカー・ピーターソン・トリオ
02.イパネマの娘／スタン・ゲッツ＆ジョアン・ジルベルト
03.ナウズ・ザ・タイム／チャーリー・パーカー・カルテット
04.チーク・トゥ・チーク／エラ・フィッツジェラルド&ルイ・アームストロング
05.いつか王子様が／ビル・エヴァンス
06.ナイト・アンド・デイ／スタン・ゲッツ＆ビル・エヴァンス
07.ディナー・ウィズ・フレンズ／カウント・ベイシー・オーケストラ
08.マック・ザ・ナイフ／エラ・フィッツジェラルド
09.夢のカリフォルニア／ウェス・モンゴメリー
10.オール・オブ・ミー／レスター・ヤング＆テディ・ウィルソン
11.ボディ・アンド・ソウル／スタン・ゲッツ
12.エイプリル・イン・パリ／チャーリー・パーカー
13.素顔のままで／ダイアナ・クラール

DISC 2: Universal編
01.この素晴らしき世界／ルイ・アームストロング
02.ソウル・ボサ・ノヴァ／クインシー・ジョーンズ
03.ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ／ヘレン・メリル
04.セイ・イット／ジョン・コルトレーン
05.奇妙な果実／ビリー・ホリデイ
06.ムーヴ／マイルス・デイヴィス
07.サテン・ドール／マッコイ・タイナー
08.ミスティ／エロール・ガーナー
09.シング・シング・シング／ベニー・グッドマン
10.バードランドの子守唄／サラ・ヴォーン
11.マイ・ワン・アンド・オンリー・ラヴ／ジョン・コルトレーン＆ジョニー・ハートマン
12.波／アントニオ・カルロス・ジョビン
13.煙が目にしみる／クリフォード・ブラウン
14.マイ・ファニー・ヴァレンタイン／チェット・ベイカー
15.ベイビー・アイム・ア・フール／メロディ・ガルドー
16.ラウンド・ミッドナイト／ミシェル・ルグラン

DISC 3: Concord編
01.ワルツ・フォー・デビイ／ビル・エヴァンス・トリオ
02.セント・トーマス／ソニー・ロリンズ
03.アイル・クローズ・マイ・アイズ／ブルー・ミッチェル
04.アンフォゲッタブル／ナタリー・コール
05.ブルー・モンク／セロニアス・モンク
06.エアジン／ウェス・モンゴメリー
07.イン・ア・センチメンタル・ムード／トミー・フラナガン・トリオ
08.蓮の花／ケニー・ドーハム
09.ゴールデン・イヤリングス／レイ・ブライアント・トリオ
10.ステラ・バイ・スターライト／ジョー・パス
11.ポルカ・ドッツ・アンド・ムーンビームス／ビル・エヴァンス・トリオ
12.マイ・フーリッシュ・ハート／トニー・ベネット＆ビル・エヴァンス

DISC 4: Blue Note編
01.ドント・ノウ・ホワイ／ノラ・ジョーンズ
02.モーニン／アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ
03.枯葉／キャノンボール・アダレイ&マイルス・デイヴィス
04.クール・ストラッティン／ソニー・クラーク
05.モーメンツ・ノーティス／ジョン・コルトレーン
06.シスター・セイディ／ホレス・シルヴァー・クインテット
07.ミッドナイト・ブルー／ケニー・バレル
08.アフロ・ブルー／ロバート・グラスパー・エクスペリメントft.エリカ・バドゥ
09.クレオパトラの夢／バド・パウエル
10.カンタロープ・アイランド／ハービー・ハンコック
11.クリフォードの想い出／リー・モーガン